脱サラし農業しながら田舎暮らしをするのは甘くない

日本経済新聞の調査によれば、
20代~30代の若者の半数近くが
田舎暮らしに憧れていると思っています。

なかでも田舎暮らし=農業に従事と考える人も多いでしょう。
実際、ボイスノートマガジンのアンケートでは、
田舎暮らしをする場合の職業について
16%以上の人が「農業」と答えています。

さてそれほどまでに田舎暮らしは魅力的なのでしょうか?

憧れだけで始めると手痛い目に合うことは必至

脱サラして田舎暮らし、農業をしながら晴耕雨読の毎日
というのはスローライフの典型でもあります。

しかし地方での農業はそんなに甘いものではありません。
憧れだけで脱サラ農業に取り組むと、とんでもない失敗を起こしてしまいます。

まず、田舎暮らしで農業をはじめようとする人が犯す失敗例としては次のものがあります。

  • 農地を見つけるのが難しい
  • そもそも農業に関する知識も経験もない
  • 作物の販売ルートがわからない
  • 農業が安定するまでは無収入

よく考えればもっともなことばかりですが、
憧れだけで、田舎暮らしを考えてばかりいると案外見落としがちなことです。

こうした課題をよく考えずに、安易な気持ちで田舎暮らしの
農業に取り組んでしまった人たちほど失敗を犯します。

たとえば「農地や農業機械導入にお金と時間がかかるほか、
販路確保も大きな山」といった意見や、
「農業後継者対策資金を使って農業機械を購入した結果、
大きな負債を抱えた」というケースもあります。

これらの問題を解決するには、第一に田舎暮らしをはじめる先として、
自治体や農協などの団体が、他地域からの就農者を歓迎し、
十分な受け入れ体制や支援体制を整えている地域を選ぶ
必要があります。

地域ぐるみで新規就農者に対する土地の貸出、現場での農業指導、
販路開拓支援が期待できるところであれば、
こうした脱サラ就農リスクはある程度軽減できます。

余裕をもった自己資金の用意が不可欠

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もうひとつ、農業が安定するまでは無収入という問題に関しては、
脱サラの前に十分な自己資金を用意しておくこととしかいいようがありません。

仕事をはじめるにあたっては、当面の生活費のほか、
最低限の機械や肥料・農薬といった資材購入費用も必要になります。

さらに農業の場合、天候によって収穫量が左右されますし、
出荷時の相場によっても収入が増減します。

そうなると、相当余裕をもった資金を用意しなければ、
あっという間に立ちいかなくなり、
脱サラして農業をしながらの田舎暮らしは完全に失敗してしまいます。

 

脱サラをする前に、会社以外に副収入をつくることで、
十分な自己資金を確保しておくことです。

会社以外に十分な収入源があれば、
農業を趣味として田舎暮らしをすることもできますからね。

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