過労死に至る前兆の症状(兆候)とは?

過労が直接の原因として死亡し
労災として認定された件数は、
2015年度で133件。
さらに過労からくる精神障害で自殺
もしくは自殺未遂を起こしたとして
労災認定された数は63件にのぼっています。

また厚生労働省の調査では、過労死ラインの残業100時間を超えた
企業は11.9%も存在しています。
実際にはもっと多数の過労死がおきているといっていいでしょう。

そもそも過労死とはなにか?

過労死とは、
周囲からの暗黙の強制などにより長時間の残業や休日無しの勤務を強いられる結果、
精神的・肉体的負担で、労働者が脳溢血、心臓麻痺などで突然死することや、
過労が原因で自殺すること(いわゆる過労自殺)などである
と定義されています。

死に至る過労が減らない原因は、
ブラック企業による残業の強要や
「自分だけが辞めたら同僚に迷惑がかかる」
といった日本人的な価値観があるといわれています。

過労死の前兆にはどんなものがある?

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過労死に至る前に、身体とこころはさまざまな危険サインを発しています。

めまい

過労によってストレスが蓄積し、ホルモンバランスが崩れて
自律神経が乱れることで起きる症状です。
激しい回転性のめまいと難聴・耳鳴り・耳閉感の4症状が
同時にあらわれるメニエール病にかかっていることもあります。

身体各部の痛み

頭痛、胃痛・腹痛、・頭痛、関節痛、目の痛みなど、
身体の各所に痛みを感じるのも過労の症状です。
嘔吐感、身体のしびれも同様です。

出血

鼻血、血尿、吐血といった症状の原因の1つにも過労があるといわれています。
ただし、炎症を起こしている、重度の胃潰瘍にかかっているようなこともありますから、
こうした症状がでた場合には、すぐに病院で診察を受けるべきです。

不眠

仕事が気になってなかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚める、
早く目が覚めてしまう、熟睡感が得られないなどの症状がでたら、
過労によるストレスが引き起こした不眠症が疑われます。
放っておくと思考力低下やさらなる体調不良につながるだけでなく、
うつ病にかかる可能性も高いので、早めの受診が必要です。

うつ症状、うつ病の発症

過労からくるストレスで、こころが悲鳴をあげている状態です。
うつ病の精神的な症状としては

  • 気分が落ち込む、何の希望もないといった抑うつ症状
  • 集中力が低下した、決断ができないといった思考力の低下
  • 何事にも興味がわかない、何をやっても面白く無いという意欲の低下

があり、一刻も早く専門医の診察・治療を受けなければいけません。

これらの前兆がどう過労死につながるのか?

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過労死の死因の主なものは、
脳出血、クモ膜下出血、急性心不全、虚血性心疾患で8割
を超えています。
過労のストレスで身体が相当傷めつけられた結果、
これらの病気を発症し、死に至るわけです。

またうつ病では、抑うつ症状の進行などにより
自殺願望が抑えきれず、本当に自殺してしまうということがあります。

 

では過労死を防ぐためにはどのような対策を立てればいいのかといえば、
こころと身体にこれら過労死の予兆がでたら、十分な休養を取ることです。

仕事が忙しすぎてそれが難しいというのであれば、
いっそのこと退職も考えてみるべきです。

会社以外で副収入を確保しておくことができれば、
余裕をもって退職ができますし、
独立して、過労死とは無関係な悠々自適な日々を送ることもできるのです。

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