
自分の将来について不安を感じる人は多いようです。
政府は、「アベノミクス第三の矢として
『日本再興戦略』を策定し、
大胆かつスピードを持って成長戦略を実施しています」
と発表していますが、
アベノミクスの効果を実感している人は少ないです。
先行きは見えず、仕事がつらくてお金もない時代が来た
内閣府が行った「日本の未来に対する意識」の世論調査で、
50年後の日本の未来について尋ねたところ、
- 明るいと思う 7.5%
- どちらかといえば明るいと思う 25.7%
- どちらかといえば暗いと思う 41.6%
- 暗いと思う 18.5%
という結果になりました。
実に6割以上の人が、日本の将来について不安をもっているわけです。
日本の将来が不安である以上、自分の将来も不安であるのは当たり前ですね。
また仕事がきついし、お金もないというのも、
今日の労働環境・労働条件を調べてみれば当たり前のことだとわかります。
厚生労働省が2017年11月にブラックの疑いがある企業の
5,031事業場を重点監督したところ、
なんと3,718事業場(全体の73.9%)で労働基準関係法令の違反が見つかりました。
このうち3,495事業所に次の理由で是正勧告書が送付されました。
- 違法な時間外労働があったもの 2,311事業場(45.9%)
- 賃金不払残業があったもの 509事業場(10.1%)
- 過重労働による健康障害防止措置が未実施のもの 675事業場(13.4%)
なかでも長時間残業は問題で、
- 月100時間を超えるもの 799事業場(34.6%)
- 月150時間を超えるもの 153事業場(6.6%)
- 月200時間を超えるもの 38事業場(1.6%)
となっています。これは当然氷山の一角ですから、
仕事がきついと感じる人が多いのはもっともなことです。
また民間企業の平均年収は、平成9年の467万円をピークに右肩下がりを続け、
平成21年には406万円までダウン。
その後やや持ち直したものの依然として410万円程度で横ばいが続いています。
まさにいま、将来は不安で、仕事がきつい上にお金もない、という厳しい時代に突入しているのです。
そうなると残された道は、会社に雇われないという生き方だけ。
もちろんそのためには準備が必要です。
今最も稼ぎやすいインターネットビジネスなどに参入して
いまから別の収入を得る方法を考えてみるべきでしょう。